FIFA ワールドクラスサッカー

FIFA ワールドクラスサッカー

FIFA ワールドクラスサッカーの人工知能であるエージェントを考察する
FIFA ワールドクラスサッカーは、 世界唯一のFIFA(国際サッカー連盟)公認サッカーゲームであり、 500を超えるチーム、15,000人を超える登録選手が登録されています。

試合中は22人の選手が完全に自律的にプレイしています。また、 選手の体、顔、動き、表情も疑似しており、ほとんど実物です。 試合中の22人の選手の内、20人がインターネット経由でゲームに参加できます。 さらに、21人をPS3で模擬し、一人のゲームプレーヤーが操作するモード(レジェンズと言います)もあります。

※イメージは対抗のワールドサッカー ウイニングイレブン 2009です。
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2009 クリックで拡大します。

いづれも観戦しているだけでも、楽しいゲームです。

各選手は周辺の状況を認識し、ピッチ上のスペースや危険な場所などを逐次学習しており、 また、 自信が付けばより可憐な技を発揮できます。

このゲームでの知神社の関心ごとは、知能です。
21カ国から集められたスタッフの英知で制作され、サッカーの知識、知恵が集められています。 また、このゲームには意識することなく、エージェントが神のごとく遍在しています。

なぜここまで素晴らしい動きができるのでしょうか

人工知能を持つからではないでしょうか?いろいろと考察してみました。

知能とは

ひとは環境の変化に適応するために 知識や知恵を活用し行動します。このための記憶、学習、思考における能力をさします。

知性とは、身体や精神など属性を持つ生命体が知識や知恵を活用し行動する意識です。

人工知能とは

生命が持つ知性の様々な機能を抽象的に具現化する技術です。 脳を再現することではなく、表面に現れた機能を模擬するさまざまな技術です。

このゲームの人工知能の考察

ゲームは複数の人工知能を組み合わせて実現しているでしょう。

  • エージェント
  • マルチエージェント
  • チームAI
  • ゴール指向プラニング
  • リアルタイムパス検索
  • ナビゲーションメッシュ

エージェント

エージェントとは代理人のことですが、 人工知能では、若干意味合いが異なります。 エージェントは、ドメインでの実体、周囲の情報を集めるセンシング、自律的な行動 の3つ要素を実現するものです。サッカーエージェントは、 体を持ち、ピッチの情報を集め、ボールを蹴るエージェントです。 また、 体や精神の内面状態を管理し、知性を有し、環境に適応できるメカニズムを有するでしょう。
選手それぞれがエージェントであり、ピッチというドメインに存在します。 複数のエージェントは連携しており、チームとして機能させています。(マルチエージェント)

思考のメカニズム

エージェントに課せられる要求は勝つことを目的にしています。 ゲームにはエージェントが行うべき、戦略、戦術、目標が段階的に計画されおり、 状況の変化に合わせリアルタイムに計画を進捗させています。

チーム全体の統制のためのプラニングもあるでしょう。ボール自体にも含むかもしれません。(ゴール指向プラニング)

行動のメカニズム

リアルタイムにどのように動作するかを決定するために、ルールを規定しているでしょう。(リアルタイムパス検索)

意志決定のメカニズム

ピッチや他のエージェントなど刻々と変化する周囲の状況を属性値として、数値処理を確率や統計処理により意志決定を行っているのでしょう。

その他の人工知能

ルールベース推論、事例ベース推論、遺伝アルゴリズム、有限オートマトン、知識表現、オントロジーなども今後取り入れらるれかもしれません。すでに利用されているかもしれません。

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