====== 神様のやさしい基礎知識 by 知神社 ====== 神様とは何でしょう。日本の神様の種類を覚えましょう {{keywords>神様 神さま 皇祖神 氏神様 年神様 荒神様 道祖神 起源}} ====== 神様とは ======  神様とは、自然や人を含むあらゆる万物でなかで、 尋常でない**聖なるもの**、**すぐれたるもの**、**威力のあるもの**、**力があるもの** です。祟りがある神様もおられます。\\ ===== 自然を起源とする神様 =====  自然の物や現象には「何か」があり、 「何か」が人々に恩恵をもたらす**恵み**とともに危害を加える**祟り**があります。 この何かを崇敬する対象が神です。 ===== 人を起源とする神様 ===== **戦略や戦術が優れていた人**や、憎しみや無念をもって亡くなり**祟りがある人**が対象です。 歴代の天皇、菅原道真、平将門、豊臣秀吉、徳川家康などです。\\ ===== 万物の創造主を起源とする神様 ===== 天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神など、古事記や日本書紀に記述されている神様です。 ===== 先祖を起源とする神様 =====  家族の先祖霊。自らと繋がりのある先祖が昇華(高い精神的価値)して神になるという。 ====== 代表的な神様の種類 ====== ===== 皇祖神 =====  古事記によると最初に生まれた神は、**天御中主神**(アメノミナカヌシノカミ)であり、 その後、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、神産巣日神(カミムスビノカミ)が高天原に現れ、**三柱の神**とされます。\\ この三柱の神の後、次々に神が生まれており、 伊邪那岐命(**イザナギ**)と妹伊邪那美(**イザナミ**)が降臨し、オノゴロ島(淡路島)に御殿を立てて順次日本列島を形成したとさまれます。\\  一方、伊邪那岐命(イザナギ)と妹伊邪那美(イザナミ)の子孫である 天照大神(アマテラスオオノカミ)の命により、**3種の神器**を授けらた邇邇藝能命・天津日高日子穂穂手見命(アマツ・ヒコホノ・**ニニギノミコト**)らが日向の高千穂峰におりたとされます。\\  その後、邇邇藝能命(アマツ・ヒコホノ・ニニギノミコト)、山幸彦(ヤマサチヒコ)、天津日高日子波限建鵜草葺不合命(アマツ・ヒタカ・ヒコナギサタケ・ウガヤフキアエズノミコ:ウガヤフキアエズ)と続き、その皇子が**初代天皇である神武天皇**とされます。\\ 神武天皇以降の数代の天皇は、天照大御神の神鏡を皇居の中に祀り、皇居が神宮の始まりとなりました。 第十代崇神天皇に初めて天照大御神を大和の笠縫邑(かさぬいむら)に祀り、皇居と神宮を分離しました。 ===== 氏神様 =====  室町時代に、鎮守神、産土神、氏神様(氏神信仰)の区別があいまいになり、 氏神様として合祀された神様です。\\ ・**氏神信仰**\\  地域の豪族である古代の氏族が守護神として祀っていた神です。 その豪族氏族とともに生活を営んでいる者(氏子)に拡大し、地域の守り神となっています。\\ ・**鎮守神**\\  それぞれの土地を安鎮守護するために祀る神のことです。\\  平安時代の荘園制では、その土地を守る守護神が、  鎮守として土地に鎮まりその土地やその土地の者を守る神になりました。\\ ・**産土神**\\  それぞれの人たちが生まれた土地を開かれ、つかさどられている神様です。\\ ===== 道祖神 ===== 外来の悪霊をさえぎたり、疫病の侵入を防ぐ神です。道陸神(どうろくじん)とも言います。 村の境、辻、峠などに石碑、男女和合の神像、男性器(陽石)、女性器(陰石)、陰陽の形の石や自然石を祀ります。旅行安全、防疫、縁結び、性、子どもの神ともされます。 ==== 由来 ==== * 伊邪那岐が、黄泉の国で変わり果てた姿となった妻の伊邪那美を見て逃げ帰ってしまう。黄泉醜女(ヨモツシコメ)=死んだ伊邪那美神)は怒って追いかけてきます。黄泉醜女を地上まで出てこないよう行く手を阻むため、伊邪那岐神は杖を投げました。その杖から成り出たのが**障の神**(サイエノカミ)であるという説 * 伊邪那岐神・伊邪那美神という説 * 天孫降臨の際に出会った天宇受売神(アメノウズメノカミ)と猿田彦神(道案内役)という説 また、五穀豊穣や子孫繁栄を願う土着信仰や[[article:michi|道教]]の影響を受けています。 ===== 年神様 ===== 子孫の繁栄や新しい年の穀物の実りをもたらす神様です。 先祖の魂が田畑や山の神になり、正月から15日間、家に留まるとされます。 ====== 家庭で祭る神様 ====== ・皇祖神        一般的に天照大神のお札を頂き、祭ります。\\ ・氏神様        地元の氏神様を祭ります。\\ ・年神様        お正月やお盆に年神様を祭ります。\\ ・荒神様(こうじんさま)台所(かまど)に祭る火の神様です\\      ※神棚に祀る神様は、皇祖神、氏神様が多いようです。\\ ※竈神(かまどがみ)\\ 竈の守りとして祀られる竈神は、家庭に於ける火の神、農作の神、生活の神です。荒神とも言われます。 次の三神が竈神です。 * 大年神(おおとしのかみ)は、素戔嗚尊の子。正月に年神様を迎える儀式がありますが、その年神は大年神 * 奥津日子神 大年神の子 * 奥津比売命 大年神の子