最低限の知識ですが、これだけで、神社とは何ぞやがわかります。
神社には、それぞれ祀られている神様は異なります。
神様にお参りして、家内安全、商売繁盛、五穀豊穣、交通安全、開運、厄除け
などのご利益を期待するわけですが、
本質的には、感謝の気持ちを捧げるのが神社での心得です。
神社とは
古来、日本の神様は人間と異なる世界に住んでおられ、
時折、大木、巨岩、山など降臨しました。
また、祭りの際に豪族や民は祭壇を建て、神を招いていました。
仏教の影響から祭壇を常設し、これが社殿や神社に発展し、
社殿には常に神様がおられるようになりました。
つまり、神社は豪族がその地の神(氏神)を祀るために、
仏教が伝来の6世紀(552年)以降に形成されたと考えられます。
神社の種類
・神宮
皇祖神や天皇を祭る。神宮の宮は宮殿のことです
神宮(伊勢神宮内宮) 天照大御神
鹿島神宮 武甕槌命
香取神宮 経津主命
・大社
皇祖神ではなく、地位が高い神様
大国主命(大黒様)、出雲大社(旧杵築大社)
熊野大社
・社 屋代(屋敷の代わり)
異界に住む神様が地上に降臨したときに留まる場所です
神社の施設
| 鳥居 | 聖域(神界)である神社と外部(俗界)の境界。聖域への入り口です |
参道 | |
灯篭 | |
手水舎(ちょうずや) | 身をきよめる施設。神様は穢(けがれ)が嫌いです。 |
狛犬 | 鳥居や拝殿にいる。神様の番犬であり、悪霊が境内に侵入するのを防ぎます |
神使(神の御使い) | 狐、鶏、鳩、牛、烏、蛇、猿、亀、鹿、兎 |
拝殿 | 本殿の神様に拝謁する施設 |
幣殿 | |
本殿 | |
御神体 | 神が宿るとされる木や石、山、滝、島など自然物、そして鏡、剣などの人工物です。 |
神楽殿 | |
舞殿 | |
摂社 | 主祭神とは異なる氏神さまなどを祀ります。 |
末社 | 主祭神とは異なる神をまつる。 |
絵馬殿(絵馬掛け) | 神様に願い事をするときには、生きた馬を捧げる風習があり、その馬の代用品が絵馬です |
社務所 | 社務所は拝殿に向かって左側。帰りに立ち寄ります。 |
神池(川) | |
神橋 | |
神社の格付け
延喜式神名帳
平安時代、醍醐天皇の命により延喜5年(905)に編纂を開始、
22年後の延長5年(927)に完成しています。
神祇官直支配社(大奉幣社・中奉幣社・小奉幣社)や勅祭社(大祭社・中祭社・小祭社)
近代社各制度
1871年、明治時代の太政官布告「官社以下定額・神官職制等規則」により制定しています。
官幣大社>国幣大社>官幣中社>国幣中社>官幣小社>国幣小社>別格官幣社
伊勢神宮は別格扱いです。
官社
官幣社.... 神祇官が二十二社や天皇・皇族を祀る
大・中・小
国幣社.... 地方官が祀る一宮が中心とした神社
大・中・小
諸社
府県社・郷社・村社・無格社
勅祭社(ちょくさいしゃ)
祭礼に際して天皇により勅使が遣わされる神社のことです。伊勢神宮は別格です。
1868年(明治元年)、明治天皇が大宮・氷川神社の祭事を勅祭として行ったのが勅祭社の始まりです。
・明治3年には東京を中心に10社を准勅祭社(東京十社)と制定しています。
・1883年(明治16年)、賀茂祭、石清水祭が勅祭と定められた賀茂神社
(賀茂御祖神社、賀茂別雷神社)、石清水八幡宮でした。
その後、対象神社が増え1945年以降は16社です。
この他、宇佐神宮と香椎宮へは10年ごとに、鹿島神宮と香取神宮へは6年ごとに、
靖国神社には春秋2度の大祭に勅使が遣わされています。
二十二社(にじゅうにしゃ)
1039年(長暦3年)、後朱雀天皇が制定した。国家の重大事、天変地異の時などに朝廷から
特別の奉幣(神に捧げ物を奉ること)を受けた。主に畿内の神社から選ばれている。
上七社、中七社、下八社
別表神社
神社本庁が1948年に定めています。
神社本庁は、神宮(伊勢神宮)を本宗と仰ぎ、日本全国約8万社の神社を包括する宗教法人です。
神社は全国に約11万社ありますが、神社本庁が管轄する神社は約8万です。